四旬節の祈りと犠牲の呼びかけ

 ルルドにおける聖母出現の祝日おめでとうございます。

 さて2/10に国際ウナヴォーチェ連盟(FIUV)は緊急声明を発表し、特に四旬節において、伝統ミサに与る自由を守るという意向のため、全ての善意あるカトリック信者に祈りと犠牲を捧げてほしいと呼びかけました。

 伝統ミサの執行を制限した自発教令「トラディチオーニス・クストーデス」(2021年)よりも厳しい教会文書がバチカンから4月にも出るのではないかという噂が出回っています。FIUVは噂が真実かは分からないものの、噂自体は、カトリック教会の使命に深刻な害を及ぼすような疑い、対立、不安の状況を示しており、看過できないと判断したと見られます。

過去の人々にとって 神聖だったものは、わたしたちにとっても神聖であり、偉大なものであり続けます。(教皇ベネディクト十六世)

 私たちウナヴォーチェジャパンが日本において伝統ミサを保持・普及する理由はこの教皇ベネディクト16世の言葉に集約されています。

 私たちは東京と大阪の両大司教の寛大さ、協力的な日本の聖職者に感謝しつつ、今のミサも、伝統ミサも大切にされる懐の大きいカトリック教会であることをを望んでいます。

 私たちはFIUVの声明を支持し、その呼びかけに答え、四旬節において祈りと犠牲を捧げ、聖母マリアを通じて教会の頭であるイエス・キリストにお願いします。

 皆様のご協力よろしくお願いいたします。